BURBERRY

三陽商会が、2013年春夏をもって「BURBERRY BLACK LABEL(バーバリー・ブラックレーベル)」ウィメンズの展開を終了する。なお同社は、2012年2月に「BURBERRY BLUE LABEL(バーバリー・ブルー レーベル)」メンズの展開を終了している。

三陽商会と三井物産およびバーバリー社は、1999年に締結した「BURBERRY」ブランドのライセンス契約を2009年に見直し、期間を当初の2020年までから2015年に短縮。キッズウェアは2012年秋冬シーズン以降、これまで日本市場向けにライセンス展開していた商品を英国バーバリー社が開発するグローバルコレクションに切り替えている。

「BURBERRY BLACK LABEL」は、1996年にウィメンズ向けにスタートした「BURBERRY BLUE LABEL」と同様に日本独自の「BURBERRY」ブランドとしてメンズ向けに1998年から販売を開始。ウィメンズ商品は2009年春夏からスタートし、現在は東京・名古屋・大阪の百貨店と丸の内および銀座のフラッグシップショップで扱いがあるが、伊勢丹新宿店の売場では商品展開の終了を知らせるプレートが設置され、7月16日に閉店することが告知されている。

なお三陽商会は、2013年春夏シーズンから「PRINGLE OF SCOTLAND(プリングル オブ スコットランド)」のライセンスブランド「PRINGLE 1815(プリングル 1815)」を主力ブランドの一つとしてスタートした一方で、全社員の約1割にあたる230人規模の希望退職者を募集。
一部報道では、「BURBERRY」ブランドのライセンス契約満了が迫っていることで、契約更新がなかった場合の「BURBERRY」ブランドに代わる基幹ブランドの育成を見据えた動きと捉える見方もある。

転載元:http://lifestyle.jp.msn.com/fashion/news/fashionsnap/